ひとつ、完結しました

メインサイトで連載していたブツが一つ完結しましたですよ。
そんなに長くするつもりはなかったから、まぁこんなもんだろうなぁと思ったりとか。
以下、長いので隠す。


きっかけは、何故表ちゃん(王様の器)は社長の従兄弟じゃなかったんだぜ、とちょっと思ったから。まぁ、社長が王様の因縁の相手ってのは後付だからそこの辺りは仕方ないんだろうけど、じゃ、社長の従兄弟として生まれてたらどうなってたのかなぁとか思って書き始めたのがこれだったわけですよ。


セトとシモンは互いに王様の器を用意していたなんてことは知らなかった設定。そして、セトは器の人格のことなど考えてなかったりとか。セトにとって、王様の現世での復活が一番の最重要事項(王様が冥界の扉を潜ったと同時に車椅子中学生の方が引きずられたのは、その肉体を王様の為に空けさせる為。王様は流石にそれを拒否して、車椅子中学生を戻した)で、その他のことは本当にどうでもよかったんですよセトらしいね。でも、社長はセトの思惑通りに動かなかった辺りはなんつーか、アレ。


結局、王様は特殊な事情で手元に残っていた『いのち(寿命?)』を車椅子中学生に譲ることで、自身は消滅を選ぶわけです。


社長は王様のこと好きでしたよ表には出さなかったけど。だから従兄弟を引き取ったし、庇護対象として見るようになったわけで。王様も社長のことが好きでした。だから未練たらしく車椅子中学生を見守ったり守ったり命をゆずったりしたわけで。まぁ、こういう形もあるんだなぁ、程度に思っていただければ。


社長と従兄弟のあの子がこれからそういう関係になるかどうかはわからんです。ちなみに、従兄弟のあの子が目指しているのは企業弁護士。法の立場から社長を支えたいと思ったようです。


以上ですが、こういうことは作品で語れって感じですな。あんまりしつこいと文章崩れるっつーので表現諦めたのもいくつかあったりですが、とりあえず出せるもんは出したので満足です。まだ続いているのもあるし、書きたいのもあるのでこれからもよろしくしていただけると嬉しいですよ。