紅い戦場

萌えたので語らせろ。

ギルティギア イグゼクス ドラマCD RED

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ギルティギア イグゼクス ドラマCD BLACK

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ドラマCDです。「紅い戦場」というお話が前後編、あとは外伝が一つづつ入っていたりします。このお話のメインはイノというキャラ。彼女は旦那(主人公その1)の四倍くらい身勝手で我侭、そして自分が女であるという武器を最大限に利用することを知っている、簡単に言うと悪女です。しかも鬼強かったりする。さらに、彼女は因果律へ触れることができ、過去に遡って未来を変えてしまうこともできるらしいです。でも、「疲れるからあんまりしない」そうで、早い話、自分が面白ければいいというタイプ。ぶっちゃけ、ふざけたキャラです。
で、このお話、舞台はゲームの舞台以前、まだ旦那が聖騎士団に所属していた頃の話から始まりますです。当時大隊長だった嫁……じゃなかったカイ様(主人公その2)がいきなり亡くなられたりしますです。びっくりです。そこから歴史が大きく変わってしまっちゃったりするのですが、カイ様の遺言通りに騎士団長になったりしている旦那はやっぱりどこかいい人なんだな、と思いつつ、でも元々人の上に立つ素質がなかったのか人類滅亡の危機にまで追いやられている辺、カイ様も人選を間違ったのでは、とか思っちゃったりしましたが。と、いうより、カイ様一人が亡くなったところでここまで大きく変わったりするものかどうか。よっぽど旦那が不器用なのか。
結局、イノはもっと面白くすることを条件に、その終末を変えてしまうわけです。そしてそれがゲームで舞台になっている未来ですよーみたいな。一人の女の気紛れで死んだり生き残ったり大変ですね団長、てな感じですが、看取る旦那の叫びがよかったので満足(そこか)。
アマゾンのレビューを見た時、「好き嫌いありそうな話」だと書かれていたのですが、自分は面白かったですよ。イノの能力は反則技ですけど。脚本も凄くしっかりしてるし、ディズィーの悪役声も聞けたし(萌)。イノの声は井上喜久子さんなわけですが、なんつーか、いいもん聞かせてもらった、という感じです。お下品な罵倒語とかあるんですが。イノはいいなぁ、一度動かしてみたいなぁ、自分の文章で。でも罵倒語のボキャブラリーがないので難しいかなぁ。
でもなんだかんだと一番萌えたのは「お前がいれば、安心だ」「この甘ったれが」な主人公二人だったわけですが。なんだ、できあがってたのかと。なにがだ。